精算幅は、基本月額で精算する時間の範囲
この記事では、下限140時間から上限180時間までを基本月額60万円とする契約例を使います。実働が130時間なら10時間分の控除、190時間なら10時間分の超過を計算します。140時間・180時間ちょうどは、この例では加減算しません。
時間数だけで支払額は決まりません。超過・控除の時間単価、端数処理、月途中の開始・終了時の扱いまで確認してから計算します。
月額・下限・上限・実働時間を入力すると、単価と計算の内訳を表示します。
無料の精算幅計算ツールを使う →上下割と中間割で、どのくらい違う?
上下割は、超過単価を月額÷上限、控除単価を月額÷下限で求めます。中間割は、超過・控除のどちらも月額÷上下限の平均です。140〜180時間なら平均は160時間になります。
表が収まらない場合は、横にスクロールして確認できます。
| 実働時間 | 上下割 | 中間割 |
|---|---|---|
| 130時間(10時間不足) | 557,150円 | 562,500円 |
| 160時間(範囲内) | 600,000円 | 600,000円 |
| 190時間(10時間超過) | 633,330円 | 637,500円 |
この表は、時間単価と超過・控除額の1円未満をそれぞれ切り捨てています。上下割の超過単価は3,333円、控除単価は4,285円。中間割はどちらも3,750円です。
130時間だった場合の上下割
- 控除単価:600,000 ÷ 140 → 4,285円(切り捨て)
- 不足時間:140 − 130 = 10時間
- 控除額:4,285 × 10 = 42,850円
- 精算後:600,000 − 42,850 = 557,150円
端数処理は、単価と調整額を分けて確認
190時間の上下割では、単価を先に切り捨てると超過額は33,330円です。単価を丸めずに計算し、最後に超過額を切り捨てると33,333円になります。同じ月額と時間でも3円の差が出ます。
計算ツールでは「時間単価の1円未満」と「超過・控除額の1円未満」を別々に選べます。控除額は正の金額に端数処理を適用してから基本月額から引きます。時間自体の丸めは行わないため、必要な場合は契約のルールで処理済みの実働時間を入力してください。
計算前に確認する5つの条件
- 基本月額は税抜か、税込か。
- 下限・上限と、境界ちょうどの扱い。
- 上下割・中間割か、単価が直接指定されているか。
- 日別/月別の時間の丸めと、金額の丸め順序。
- 月途中の稼働、固定精算、控除上限などの個別条件。
計算例は契約条件の説明用です。消費税、日割り、契約固有の上限額は含みません。精算幅による取引金額の計算を、そのまま給与計算に使うことは想定していません。
方式の参考:株式会社オロ「精算幅の基礎知識」。表の数値はkintoruの計算ロジックで試算しています。
毎日の入力から、月末の確認まで。
kintoruの画面で、入力・月報・管理者の確認の流れを見てみましょう。
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